そうか、もう君はいないのか。

12:48 am 日本での生活

今日はお昼頃にグループ面接を恵比寿で済ませ、
新宿の地下街で回転寿司のお昼を食べ、
地元の駅で本屋に寄り、気になる本を2冊購入し、
カフェで金柑ミルクコーヒーを飲みつつ、読書に耽りました(*´▽`*)

その時に読んでいた本が、タイトルに書いた“そうか、もう君はいないのか”
という、城山 三郎さんが残した遺作ともいえるべき本です。

これは、彼が亡き妻である容子さんとの出会い、結婚、暮らし、別れを書いたノンフィクション作品で、
日本では一夜のドラマとしても放送されたお話です。

城山さんの飾り気ない文章が良かったです。
おだてることも無く、過剰表現することもなく、素直に容子さんという人物が描かれて、
実際会ったこともないのに、彼女の人柄が想像できました。

また、率直な表現から、城山さんの世代にとっては珍しく、
妻に対する純粋な愛情が凄い分かりやすく、素敵でした。

ここに城山さんが書いた亡き妻のことを想った文章があります。

“もちろん、容子の死を受け入れるしかない、とは思うものの、
彼女はもういないのかと、ときおり不思議な気分に襲われる。

容子がいなくなってしまった状態に、
私はうまく慣れることができない。

ふと、容子に話しかけようとして、われに返り、
「そうか、もう君はいないのか」と、なおも容子に話しかけようとする。”

凄い淡白で、でも素直な文章だと思いました。
長年連れ添った伴侶は、空気みたいな存在で、いるのが当たり前なんだと思います。

何も考えずとも、“ねぇ”とか“おい”って出ちゃう相手っていますよね。

恋愛には期限切れがあるとよく聞きますが、
私もこの夫妻のような関係になれたら嬉しいなぁと
夢見る今日この頃です 笑

この本は140ページほどで、字も大きく、一日で読めちゃいます。
もし、機会があれば読んでみてください。
きっと、結婚や家族に対しての想像が広がると思います★

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